言葉:温故知新と守破離

この歳になって偉人の名言や、ことわざ、四文字熟語やら色んなものに触れていると
結局は同じ事言ってんだなぁ、、、と思うことがある。
結局、人生の真理や辿り着く所は、皆同じなのか。。。


今回共通点を見出したのは、題名とした「温故知新」
…古きを訪ね、新しきを知る。
皆が知ってる「子、曰く…」で始まる論語の1つ。
孔子の名言のうち本当にメジャーなものの1つですね。
単に「歴史を学べ」という意味だと思っていたけど、それだけでなく「今までこのやり方をしてきたのには訳がある」という意味も含まれているらしい。
時代は変わり、法律経済コミュニケーション…
様々な事がどんどん新しくなっていくが、
「古いやり方にも、それはそれで意味があった」と。


これに対するは「郷に入っては郷に従え」
…その場所に行ったら、その場所の作法を守れ、ということわざ。
これも理由付けは同じなのではないか、と思った次第。


それを応用させたものが武道で言う「守破離
…1 守、まずは一つの流派の型通りにやる。ルール通りやる。
2 破、違う流派を取り入れる
3 離、一つの流派から離れ、新しい試みをしていく。

→ 1はそのまま、ルールとおりにやれ、という話。
2はそこから新しい段階、違うものを取り入れ、3で完全に羽化、完全に新しいものを作っていく。

重要なのは、1 守を忠実に守ること、と教えられた。
なぜなら幾人の人たちが長い期間を掛け試行錯誤し、1番効率が良く1番強力だと思われるものが「型」として残っているハズだからだ。


けっこう「破」とか「離」から始めてしまうタイプなので、これらの名言や熟語の意味を理解し、取り入れていきたいと感じる。